通夜ぶるまいの進めかたはどうすればよい?
通夜ぶるまい
通夜のあと、喪家側が弔問客を酒や軽い食事でもてなすことが一般的です。
通夜ぶるまいには弔問への感謝の気持ちとともに
“故人とこの世で最後の食事を共にしてもらう”
“最後の交わりをしてもらう”という意味もあります。
寿司、サンドイッチなどをふるまうことが多いようです。
料理は、互助会・葬祭業者に依頼して用意するのが一般的です。
また、酒には「けがれを清める」という意味があり、
通夜ぶるまいの席にはつきものですが、
弔問客にひととおり行き渡る程度にします。
※注意※
最近では、通夜ぶるまい自体簡略化される傾向にあり、
弔問客に折り詰めや日本酒の一合びんをセットしたものを持ち帰ってもらい、
通夜ぶるまいに代えるケースも増えてきました。
なお、通夜ぶるまいは弔問客だけでなく世話役や諸係の人にも出します。
喪主の挨拶で締めくくる
予定の時刻(午後の9時~10時頃)がきたら、
喪主か世話役代表が終わりを告げ、お礼の挨拶をします。
遺族は見送りには出ず、座ったままで挨拶をするか、目礼をして見送ります。
通夜ぶるまいが終わっても、喪主は見送りはしません。
座ったまま挨拶するか、目礼をして見送るだけにします。