香典袋の表書きは「御霊前」それとも「御仏前」?

違いと使い分け

通夜から三十五日の法要までなら、不祝儀袋に「御霊前」と表書きするか、そう書かれた不祝儀袋を使います。
ただし、表書きは宗教によって違います。

「御霊前」は宗教、宗派を問わず使えます。

四十九日以降は「御仏前」は仏式の法要で用い、ほかに「御香料」「御香典」なども葬儀、法要ともに使えます。
神式の場合は「御神前」「御玉串料」など、
キリスト教はカトリックなら「御ミサ料」、
プロテスタントなら「御花料」となります。

市販の不祝儀袋で蓮華の花の模様があるものは仏式用、十字架模様はキリスト教用。
水引きには白だけ、白と黒、銀がありますが、どれを使ってもかまいません。
水引きの上部に表書き、下側に自分の名前を書きます。
連名の場合は目上の人から順に右から書きます。