神棚にお供えする前に準備するもの④【三方・折敷】
前回に引き続き、神棚のお供え専用の神具や器についてご紹介していきます。
四つ目は【三方・折敷(おしき)】です。
三方と折敷は、簡単にいうとお供えを並べるお膳のようなものです。
三方は、折敷の下に直方体の台座がついているもので、
台座の3つの面に眼像(くりかた)という穴が空いています。
折敷とは、もともと食器を乗せるための平たい食台の一つで、
平たい板の周囲に細い木で縁をつけお盆のようにしたものに食事を並べて使用します。
どちらも神様へのお供えに欠かせませんが、
神棚をしつらえる場所によっては高さや広さの関係で使用できないこともあります。
そのため、神棚の大きさとしつらえる場所に合わせて準備するようにしましょう。